【経営戦略】PPMとは?4つの事業分類をわかりやすく解説!

企業経営理論

こんにちは!!独学で中小企業診断士に合格したサラパンです!

パンダン
パンダン

大きな企業では色々な事業を展開してますが、いろんな事業を同時に進めて上手く経営できるものなのですか?

サラパン
サラパン

複数の事業を同時に進めている企業ではそれぞれの事業の位置づけをちゃんと定義して各事業を進めているんだよ。

今日は各事業の位置づけを整理するフレームワークのPPMを開設するよ!

「PPMって何?」
「花形や金のなる木ってどう違うの?」
「中小企業診断士試験ではどんなポイントが出題されるの?」

このような疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。

PPM(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント)は、企業が限られた経営資源をどの事業へ配分すべきかを考えるための代表的な経営戦略フレームワークです。

中小企業診断士試験でも頻繁に出題される重要テーマなので、4つの事業分類をしっかり理解しておきたいところです。

今回は、PPMの考え方から4つの事業の特徴、試験で押さえるべきポイントまで、パンダと一緒にわかりやすく解説します!


PPMとは?

PPM(Product Portfolio Management)とは、

複数の事業や製品を分析し、どこに経営資源(ヒト・モノ・カネ)を重点的に配分するかを判断するための分析手法です。

1970年代にBCG(ボストン・コンサルティング・グループ)が提唱したフレームワークであり、

  • 成長が期待できる事業には積極的に投資する
  • 十分利益を生み出している事業は収益源として活用する
  • 将来性の低い事業は縮小・撤退を検討する

というように、会社全体を見渡して戦略を立てる際に活用されます。


PPMで使う2つの軸

PPMでは、事業を次の2つの軸で評価します。

縦軸:市場成長率

市場全体がどれだけ成長しているかを表します。

  • 高い → 今後も市場拡大が期待できる
  • 低い → 市場は成熟している

横軸:相対的市場シェア

競合と比較した自社の強さを表します。

  • 高い → 業界内で優位な立場
  • 低い → シェアが小さい

この2つを組み合わせることで、事業を4つに分類します。


4つの事業分類を覚えよう

① 花形(Star)

市場成長率:高い
市場シェア:高い

まさに会社のエース。

将来も大きな利益が期待できますが、市場が成長しているため競争も激しく、多くの投資が必要です。

特徴

  • 売上が大きい
  • 将来の主力事業
  • 積極的な投資が必要

② 金のなる木(Cash Cow)

市場成長率:低い
市場シェア:高い

市場は成熟していますが、自社のシェアが高いため安定して利益を生み出します。

ここで得た利益を花形や問題児へ投資するのが基本戦略です。

特徴

  • 利益が非常に大きい
  • 投資額は少なくて済む
  • 会社の資金源

③ 問題児(Question Mark)

市場成長率:高い
市場シェア:低い

将来性はありますが、競争に勝てるかはまだ分かりません。

積極的に投資して花形へ育てるか、撤退するかの判断が重要になります。

特徴

  • 将来性はある
  • 利益は少ない
  • 投資判断が重要

④ 負け犬(Dog)

市場成長率:低い
市場シェア:低い

市場も伸びず、シェアも低いため、大きな利益は期待しにくい事業です。

基本的には縮小や撤退を検討します。

ただし、他事業との相乗効果などがある場合は存続するケースもあります。

特徴

  • 利益が少ない
  • 成長も期待しにくい
  • 撤退候補になりやすい

中小企業診断士試験でよく問われるポイント

試験では次の内容がよく出題されます。

縦軸は「市場成長率」

横軸は「相対的市場シェア」

花形は投資が必要

金のなる木は資金を生み出す

問題児は投資か撤退かを判断する

負け犬は縮小・撤退の対象になりやすい

市場が成長しているため、競争に勝つためには継続的な投資が必要です。


PPMのメリット

PPMを使うことで、

  • 経営資源を効率よく配分できる
  • 事業全体を俯瞰できる
  • 投資・撤退の判断がしやすくなる

というメリットがあります。

経営者だけでなく、マーケティングや事業企画でも広く活用されています。


PPMのデメリット

便利なフレームワークですが、注意点もあります。

  • 市場成長率とシェアだけでは判断できない
  • 技術力やブランド力は考慮されない
  • 市場環境が急変すると分析結果も変わる

そのため、SWOT分析やVRIO分析など、他のフレームワークと組み合わせて活用することが大切です。


まとめ

PPMは、

「限られた経営資源をどの事業へ配分するか」を考えるための代表的な経営戦略フレームワークです。

ポイントは次の3つです。

  • 縦軸は「市場成長率」
  • 横軸は「相対的市場シェア」
  • 「花形」「金のなる木」「問題児」「負け犬」の4分類を理解する

中小企業診断士試験では毎年のように登場する重要論点です。

まずは4つの分類と特徴をしっかり覚え、問題演習を通して使いこなせるようになりましょう!

パンダン
パンダン

企業の経営戦略をとても分かりやすく整理できるフレームワークなんですね!!

実際の企業に当てはめて、分析してみたくなってきました。

パンダン
パンダン

とても分かりやすい内容で。それぞれの事業内容が上手く整理できる手法だよね。

私も初めて診断士の勉強した時にPPMの勉強はとても面白かったなぁ。

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