【生産管理】VE(バリューエンジニアリング)とは?価値を高める改善手法をわかりやすく解説

運営管理

こんにちはー!!

中小企業診断士に独学合格した現役診断士のサラパンです。

パンダン
パンダン

運営管理の勉強を始めて設計に関する勉強をしているんだけど、設計業務なんてやったことないからイメージがわかないよ…

サラパン
サラパン

製造業の会社に勤めている方以外にはイメージが湧きにくいかもしれないけど、内容は意外と院プルだよ。

今日は設計する際に製品価値を向上させる手法のVEについて説明するよ。

「コストを下げたいけれど、品質は落としたくない…」

企業なら誰もが考える課題ですよね。

そんなときに役立つ考え方がVE(Value Engineering:バリューエンジニアリング)です。

中小企業診断士試験でも頻出のテーマであり、「価値=機能÷コスト」という公式は必ず覚えておきたいポイントです。

この記事では、VEの考え方や具体例、VAとの違い、試験で押さえるべきポイントまでわかりやすく解説します。


VE(バリューエンジニアリング)とは?

VEとは、

製品やサービスの価値を「機能」と「コスト」の関係から分析し、価値を向上させるための手法

です。

VEでは、価値(Value)は次の式で表されます。

価値(Value)= 機能(Function) ÷ コスト(Cost)

つまり、

  • 同じ機能ならコストを下げる
  • 同じコストなら機能を高める

ことで価値を向上させようという考え方です。


VEで一番重要なのは「機能」で考えること

VEでは、「この部品は何か?」ではなく、

「何をするためのものか?」

という視点で考えます。

例えば、ボールペンなら

× インク

ではなく

○ 「文字を書く」

という”機能”に注目します。

すると、

  • インクの種類を変える
  • 材料を変更する
  • 部品点数を減らす

など、同じ機能をより低コストで実現する方法を考えられるようになります。


VEの具体例

例えば、水筒を製造している会社を考えてみましょう。

目的は

「飲み物を保温すること」

です。

そこで、

  • ステンレスの厚みを見直す
  • 保温性能が同等の新素材を採用する
  • 部品を一体化する

などを検討した結果、

保温性能はそのままで製造コストを15%削減できました。

このように、

機能は維持したままコストを下げる

のがVEです。


VEには4つの価値向上パターンがある

VEでは価値を向上させる方法として、次の4つがよく紹介されます。

パターン機能コスト
コスト低減型同じ下げる
機能向上型上げる同じ
複合型上げる下げる
拡大型少し上げる少し上げる(機能向上の割合が大きい)

試験では

「価値が向上しているかどうか」

を判断する問題が出題されることがあります。


VEとVAの違い

よく混同されるのがVA(Value Analysis:価値分析)です。

違いは対象となるタイミングです。

VEVA
開発・設計段階で価値を高める製造・既存製品の改善で価値を高める

覚え方は簡単です。

  • VE=これから作る製品
  • VA=すでにある製品

試験ではこの違いがよく問われます。


中小企業診断士試験でのポイント

試験では次の内容を覚えておけば得点しやすくなります。

✅ 価値=機能÷コスト

✅ 機能を中心に考える

✅ コスト削減だけではなく価値向上が目的

✅ VEは設計・開発段階

✅ VAは既存製品の改善

特に、

「VE=単なるコストダウンではない」

という点は重要です。

品質を落としてコストだけ下げても、価値が下がる可能性があります。

VEは、

顧客にとって必要な機能を維持・向上させながら価値を高める

ことが目的なのです。


まとめ

VE(バリューエンジニアリング)は、製品やサービスの「機能」と「コスト」に着目し、価値を最大化するための代表的な改善手法です。

中小企業診断士試験では頻出テーマなので、

  • 価値=機能÷コスト
  • VEは設計段階
  • VAとの違い

この3点は確実に押さえておきましょう。

「機能を落とさずコストを下げる」「コストを変えずに機能を高める」という考え方を理解できれば、試験だけでなく実際の企業経営や製品開発にも役立つ知識になります。

パンダン
パンダン

考え方自体は意外とシンプルで分かりやすいですね。

サラパン
サラパン

その通り!

実際の製品に適用しようとすると難しい部分も多いけど、診断士の試験ではVEの内容自体を押さえておけば問題ないよ。

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