【モチベーション理論】ハーズバーグの二要因理論とは?衛生要因と動機づけ要因を解説!

企業経営理論

お疲れ様です。診断士のサラパンです!

パンダン
パンダン

勉強を進めると新たな発見があってとっても楽しいです!!

モチベーション理論だけでも色々な理論があるんですね。

サラパン
サラパン

そうだね!

今日はモチベーション理論の中でも有名なハーズバーグの二要因理論について説明するよ。

「給料を上げたのに社員のやる気が上がらない…」
「働きやすい職場なのに、なぜかモチベーションが低い…」

このような疑問を説明できる理論がハーズバーグの二要因理論(動機づけ・衛生理論)です。

中小企業診断士試験の「企業経営理論」では頻出テーマであり、実際の企業経営や人材マネジメントでも非常によく活用されています。

この記事では、試験で押さえるべきポイント実務での活用方法を、できるだけわかりやすく解説します!


ハーズバーグの二要因理論とは?

ハーズバーグは、

「社員が満足する理由」と「社員が不満を感じる理由」は同じではない

と考えました。

つまり、

  • 不満をなくすこと
  • やる気を高めること

は別々に考える必要があるという理論です。

多くの人は、

「給料を上げればやる気も上がる」

と思いがちですが、ハーズバーグはそうではないと考えました。

ここが二要因理論の最大のポイントです。


二要因とは?

ハーズバーグは、仕事に対する要因を次の2つに分類しました。

① 衛生要因(Hygiene Factors)

衛生要因とは、

不足すると不満が生まれる要因

です。

例えば、

  • 給与
  • 福利厚生
  • 労働条件
  • 会社のルール
  • 上司との関係
  • 同僚との人間関係
  • 職場環境

などが該当します。

ポイント

衛生要因を改善すると…

✅ 不満は減る

しかし、

❌ やる気が大きく高まるわけではありません。

つまり、

「マイナスをゼロに戻す要因」

だと覚えると理解しやすくなります。


② 動機づけ要因(Motivators)

動機づけ要因とは、

仕事への満足感やモチベーションを高める要因

です。

例えば、

  • 達成感
  • 成長
  • 責任ある仕事
  • 昇進
  • 承認・評価
  • 仕事そのもののおもしろさ

などがあります。

ポイント

これらが充実すると、

  • 「もっと頑張ろう!」
  • 「仕事が楽しい!」

という前向きな気持ちになります。

つまり、

プラスのやる気を生み出す要因

なのです。


衛生要因と動機づけ要因の違い

衛生要因動機づけ要因
給与達成感
福利厚生成長
労働条件承認
人間関係責任
会社の制度昇進
職場環境仕事そのもの

覚えるポイントは、

「外側の環境=衛生要因」

「仕事の中身=動機づけ要因」

というイメージです。


身近な例で考えてみよう!

例えば、ある会社で

  • 給料アップ
  • 新しいオフィス
  • 最新パソコン

を導入したとします。

社員の不満は減るかもしれません。

しかし、

仕事内容が単純作業ばかりで

  • 成長できない
  • 評価されない
  • 責任ある仕事を任されない

のであれば、

仕事への意欲はあまり高まりません。

逆に、

多少忙しくても、

  • 新しい仕事を任される
  • 成果を認めてもらえる
  • 昇進できる

のであれば、

モチベーションは大きく向上します。

これが二要因理論の考え方です。


中小企業診断士試験でよく出るポイント

試験では次のような内容が頻繁に問われます。

頻出ポイント①

給与はどちら?

衛生要因

※「給料=やる気アップ」と勘違いしやすいので要注意です。


頻出ポイント②

達成感や承認は?

動機づけ要因


頻出ポイント③

衛生要因を改善すると?

不満は減る

しかし

満足度やモチベーションが大きく向上するわけではない

ここは頻出論点なので必ず押さえておきましょう。


試験で覚えるコツ

おすすめの覚え方はこちらです。

衛生要因

「職場環境を整えるもの」

給与・福利厚生・人間関係・労働条件


動機づけ要因

「仕事を楽しくするもの」

達成・承認・責任・成長・昇進・仕事そのもの


他のモチベーション理論との違い

中小企業診断士試験では、複数のモチベーション理論を比較して問われることがあります。

簡単に整理すると…

理論ポイント
マズローの欲求段階説人の欲求は5段階で高まる
マクレランドの欲求理論達成・権力・親和の3つの欲求
ハーズバーグの二要因理論不満をなくす要因と、やる気を生む要因は別
マグレガーX・Y理論人間観の違いによるマネジメント
ブルームの期待理論努力・成果・報酬の期待でやる気が決まる

この位置づけまで理解すると、試験でも混同しにくくなります。


まとめ

ハーズバーグの二要因理論は、

「不満をなくすこと」と「やる気を高めること」は別物

という考え方です。

最後に試験で重要なポイントを整理しましょう。

給与・福利厚生・人間関係 → 衛生要因

達成感・責任・承認・成長 → 動機づけ要因

衛生要因を改善しても不満が減るだけ

モチベーション向上には動機づけ要因が重要

中小企業診断士試験では毎年のように登場する基本論点です。

「給与は衛生要因」「達成感は動機づけ要因」という基本を確実に押さえ、他のモチベーション理論との違いもあわせて整理しておきましょう!

パンダン
パンダン

確かに給料いっぱいもらえるのも嬉しいですけど、難しい仕事をやり切った時のほうがやりがいは感じる気がします!

でもやっぱり給料低いと不満に感じますもんね…

サラパン
サラパン

そうだよね。

社員に快適にやりがいをもって働いてもらうためにはどちらの要因にも着目して動機づけをすることが大切だよ。

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